北の国「ヴェルン皇国」の皇帝。 ヴェルン皇国は武人の国であり、国で最も強い者が代々の皇帝となっている。 シュレッガー自身は支配欲や権力欲よりも「闘争」を目的として行動している。
闘争のために内戦を起こし多くの民を苦しめている張本人。 今まで何人も彼を倒そうと牙をむいたが全て返り討ちに遭っているという。
弟のエルミルから魔神城を破壊したという守護輝士が来たと聞き興味を示すが、 エルミルからすぐに手を出してはいけないと釘を刺される。 弟が立ち去った後は守護輝士の力に期待してから一人静かに打ち震えていた。
王座にてシュレッガーは守護輝士、ゲッテムハルト、メルフォンシーナ、シエラの4名を迎え撃つ。 「オメガ・ヒューナル」へとその身を変えて戦うがプレイヤーの持つ因子吸収能力によってパワーダウンしてしまい、ゲッテムハルトとシーナのコンビネーションにより敗北した。 しかし息絶えてはおらず、一瞬の隙をついてゲッテムハルトに攻撃を仕掛ける。それを庇ってシーナが餌食となってしまった。 シュレッガーが行ったのは自身の魂を他者に憑依させるものだった。こうしてシーナの肉体を得たシュレッガーはゲッテムハルトを打ち倒し、 続いてプレイヤーとも戦いを繰り広げる。プレイヤーに「シーナ」を斬ることはできず、手が止まったその瞬間を利用し気絶させることに成功する。 そのままトドメを刺そうとするも、シーナの魂に妨害され、それに奮起したゲッテムハルトにまで阻まれる。 そしてゲッテムハルトは自身が持つ魂の力(フォトン)をプレイヤーに渡した。これによりプレイヤーは「ダークブラスト」を会得し、シュレッガーもまた再びオメガ・ヒューナルとなって激突する。 闘争が呼ぶ力だけを望む孤独な皇帝と、仲間たちの想いを背負った英雄。 どちらが勝つかなど分かり切っており、圧倒的な力でオメガ・ヒューナルは打ち倒され、シュレッガーは自らの敗北を認め今度こそ消え去ったのだった。
結果的にメルフォンシーナに取りつく形になってしまったが、彼の口ぶりを見るに当初はプレイヤーの肉体が目当てだった模様。 シーナと元の身体を比較して「壊れかけだったさっきとは(力が)違う」と述べており、「シュレッガー」の肉体は年齢のこともあってか相当無理がたたっていた様子。
皇帝シュレッガーは滅びたが、【巨躯】の残滓はまだオメガ地表に残っていた。 ヴェルン魔神城の周辺には【巨躯】眷属のダーカーが出現し始め、これを討ち滅ぼすべくプレイヤーは出撃。 【巨躯】の残滓はオメガ・ヒューナルを象り、真の力を解放した状態でプレイヤーに戦いを挑む。
ハリエットの救出に向かうプレイヤーの前に、ペルソナ・エルミルによってオメガファルスたちが再現された。 オメガ・ヒューナルは、プレイヤーの精神から飛び出したゲッテムハルトと対決する。
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