EP6より登場したキャラクター。 自らを「終の女神」と称し、「かつて世界のために贄となった者」と語る。 エネミーとしてはシバおよび【終の女神】シバを参照。
クエントの王女ハリエットに酷似した女性。 自らを「終の女神」と称し、「かつて世界の為に贄となった者」と語る。
オメガでの事件から間もなくして、主人公達の前に姿を表す。 ショップエリアの噴水に一人腰掛け、「オメガのハリエット」に関する伝記を読んでいたが、 やがて従者に誘われた主人公たちと対面すると、 オメガのハリエットは夢物語であり「現実には起きえなかった事」と一笑に付す。
彼女曰く、開闢にも等しき力を持つブラックホール、それが消滅する際のエネルギーをまとめて奪い、そのお蔭で「この次元」に戻ってこられた。 そのため、オメガの事件を解決し、ブラックホールを消失させた主人公に「御礼と挨拶をしに来た」と言う。
やがて後ろ手で端末を操作するシエラを看破すると、同時にシエラも武装制限を解除、ショップエリアでの戦闘となる。 レギアス、マリアから急襲を受けるも、従者二人をけしかけ、これをあしらう。 自身はマトイと主人公から攻撃を受けるが、これを片手ずつで受け止め、難なく弾き返してしまう。 マリア曰く「攻撃が吸われている」らしく、アークス達の攻撃はシバには全く効いている様子がない。 主人公たちは次第に劣勢に追い込まれていく。
御礼と挨拶に来ただけだが、「ここまで手応えがないなら、終わらせてしまっても良い」と、 脅すように言った次の瞬間、どこからともなく飛んできた銃弾で掠り傷を負う。 銃弾の主は、見慣れない銃を構えたリサであった。 リサの銃を見たシバは、「魂のみを、器に移した」「全知存在の見る夢は、正しき夢であった」と納得するように言うが、 同時に「ずいぶん見苦しく生にしがみつく」と吐き捨てるように言う。
シバは「挨拶はこれくらいにしておく」と言うと、おもむろに空間へ玉座を具現化させ、そこから轟くような声で世界に語りかける。 「我が名は終の女神シバ、かつて世界のために贄となった者、ゆえに、世界よ。今度は貴方が私のために贄となりなさい」
ひとしきり語り終えると、最後にプレイヤーを「全知存在の生み出した世界の器」と呼び、そしてこれを破壊し世界を滅ぼすと予告する。 そして「始まりに生み出されし私と、終わりに生み出されし貴方、どちらが残るかは全知存在ですら分からない」と笑みを浮かべながら告げ、従者と共に姿を消していった。
シバ一行(配下「義の男神」ヴァルナ、「偽の女神」ミトラ)の襲撃の後、アークスは彼女達について調査を行っていた。
緊急指令会議の議場でカスラが報告するには、シバとヴァルナ、ミトラの三人は「フォトナー」であるとの事であった。 また、シバの「世界の贄となった」という発言については、かつてフォトナーが深遠なる闇を発生させ、それを封印した一連の出来事に関係しているらしい。
アークスの攻撃を一切受け付けないシバの性質については、リサ曰く、「そういうふうにできている」との事であった。 突如議場に現れたリサが言うには、シバの身体は「フォトナーの持つ膨大なフォトン全てを受け止められる」だけの容量があるらしい。 アークスのフォトンを用いた攻撃程度は、たやすく吸収されてしまうとの事である。
なぜ知っているのかと訝しげに問うシャオであったが、 リサの持つ銃が青く光ると、そこには外見こそリサであるが「ハリエット」と名乗る人物が立っていた。 ハリエット曰く、自分はフォトナーであり、シバとは対のようなものである。シバが出てきたからこそ、自分も出てこられたのだと。 リサの身体を借りたハリエットが語るのは、フォトナーの文明末期の様相であった。
フォトナーの文明末期において、肉体はいくらでも替えが効くものとなり、その価値を失った。フォトンの扱いこそが、最重要視されていた。 しかし同時に、フォトナー達は肉体を捨て去るほどに達観も出来ていなかった。 そこで彼等が目指したのが「究極の器」、つまり「尋常ならざるフォトンを扱える肉体を創造する」という事であった。
ある一人の科学者が、研究の末に肉体を創造した。 しかし彼は肉体を単なる器とみなさず、一人の人間として扱った。 初めは物言わぬ器そのものであったが、研究者が対話を続けるうちに、器には心が宿り、やがてフォトンを扱う術も身に付いた。 科学者はこれを単なる模倣体ではなく、「全知存在に並び立つほどの最高傑作」であると喜んだ。
時を同じくして、フォトナーは遂に「全知存在」の模倣体を生み出すことに成功した。 しかし生み出した模倣体はおぞましい「深遠なる闇」であり、間もなく暴走を開始した。 フォトナー達はこれを封印しようと試みる。その時に目をつけたのが、「全知存在に並び立つほどの最高傑作」であった。
「深遠なる闇」はフォトンを扱える者を狙う。 そのため、ある「器」にフォトナーの持つフォトン全てを押し付けて餌とし、深遠なる闇もろとも亜空間に追放しようと試みた。 「器」には心など必要ないため、芽生えていた心と魂は排除された。代わりに膨大なフォトンを管理する意志が宿った。 この「排除された心」こそがハリエットであり、「新たに宿った意志」がシバであるとの事であった。
その後、ハリエットの魂は全知存在の図らいにより、現世に繋ぎ止められ、やがて「最初の創世器」に宿った。 しかし、シバは全フォトナーの膨大なフォトンを抱え込み、深遠なる闇と共に亜空間へ消えていったとされている。
終の女神に対抗すべく血道をあげるアークス達であったが、 シバはそれを尻目に、次元を歪曲させ、アークスの中枢であるマザーシップに直接侵入を果たす。 傍には従者であるヴァルナとミトラが控えており、 マザーシップ内部を眺めながら、「演算するまでもない。何事も頭を潰せば、終わりです」と語る。
奮闘する主人公たちだが、従者であるミトラ一人にすら歯が立たず、シバの侵攻を防ぐべく立ち向かったサラも窮地に見舞われる。 結果としてサラを庇ったシャオが犠牲となり、苦心の末ウルクはマザーシップ・シャオの放棄を決定。全アークスを撤退させた。
こうしてシバたちはマザーシップを占拠したが、管制権限は既にシャオから切り離され、 各アークスシップに渡っていたため、アークス船団全体を掌握する事までは叶わなかった。 アークスの追撃は、もっとも戦績を挙げたヴァルナに任せることにし、自身はミトラと共にマザーシップ内で待機する。
ヴァルナとミトラが討たれ、結界を貼られたことで余裕が無くなったのか、大量の閃機種と艦隊を率いてアークスとの決戦を起こす。
最奥に駆けつけてきた主人公とマトイと交戦。実は結界の影響は大した受けていなかった様で、主人公とマトイを圧倒する。 そして力の差を見せつけた後に2人に対して自分の配下にならないかと提案するが当然断られ、どこまでもお人好しな主人公に対して狂笑をあげる。
戦闘の末、遂に主人公とマトイを打ち倒すが、それはスクナヒメによる幻影だった。 そして、灰の結界と龍昌の応用によってアークス全員の力を授けられた主人公とマトイにあっさりと形成逆転され、敗れる。
最期に「歴史は再び繰り返す」と意味深な発言をしたが、それが具体的にどういうことかを説明することはなくそのまま消滅、死亡した。
正確な情報が公表されていないため推測となる点にご注意ください。 また、メイキング用のため本来の設定と異なる点にもご注意ください。
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
公序良俗に反するコメント(煽り・誹謗中傷、差別的な表現、わいせつな表現等)は控えてください。 また、基本的に改行は非推奨です。不必要な改行は控えましょう。※コメント欄における改行について
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示